星降る夜のファルネーゼ
王都の中央にある教会の一室。
主人公・エトワールは緊張した面持ちで、“星狩り”の開廷を待っていた。
「大丈夫だ。先に依頼人の身体は調べてもらったわけだし、星座は刻まれていなかったんだ……」
“占星術師”となって、初めて自分で受け持つ“星狩り”。
「しっかりしろ!
自分が守らなければ、依頼人を救えないんだぞ……」
そして、開廷。
しどろもどろ、なんとかかんとか、ギリッギリセーフで依頼人の無実を証明できたエトワール。
しかし、未だに事件の犯人の姿は見えない。
いったい誰が……。
「お兄さん、見てましたよ。まさに首の皮一枚ってトコでしたね!」
現れたのは……犬を連れた魔女!?
「ふっふっふ……アタシが来たからにはもう大丈夫。
この事件、ご先祖様の名に賭けて、まるっと解決してさしあげますよ!」
「一つ聞きたいけど、君が犯人……じゃ、ないよね?」
たった一つの真実見抜く、見た目は子供(っぽい)頭脳も子供(っぽい)の凸凹コンビ。
世界に“星空”を取り戻します!
评论