よろずや稼業 『こんそめ』 いざ見参! 叔母が死んだ―― 春、主人公・内藤恭太郎は叔母の琥珀が通っていた泉州学園に入学する。 土地の揉めごと処理屋を生業として、周囲から様々な依頼を受けていた琥珀。そんな彼女に憧れていた恭太郎は、手始めにクラスメイトたちから雑用を引き受けていく。 少しでも琥珀に近づくために。 ある日の街角。恭太郎は暴漢から少女を救う。 しかし少女は、そんな恭太郎から財布の入った鞄を盗み、どこかへ消えてしまう……どう考えても詐欺師だった。 そんなこともあるさ、と内心凹みつつもさらりと流す恭太郎の元へ、数日後の雨の夜、行方不明になったはずの妹を名乗る少女が現れる。 先日の詐欺師……スィエだった。 妹は日本人なのでスィエの話はどう考えても嘘だったが、彼女が世界に12枚しかない琥珀の名刺を持っていたことを切っ掛けに、恭太郎は行くアテのないスィエをしばらく養うことにする。 そして恭太郎は琥珀を目標に、よろず屋稼業の活動を開始する。 暴走ライダーの燐、超絶優等生オーラをまとった吉佳を仲間に加えていくが、それを良しとしない幼なじみの紺乃からは反対されつつも、渋々仲間になってくれたり。 あれよあれよと “友だち” が増えていく。 やがて、恭太郎のクラスに転校生・竜子がやってくる。 竜子はスィエを狙った刺客だった。 皆の協力もあって、なんとか竜子を撃退する恭太郎。 改心した竜子を仲間に加え、恭太郎はよろず屋稼業 『こんそめ』 を起ち上げる。 部室に空きはなく、活動拠点を廃校舎にある一室に定め無許可で部室を構える。 そこは、揉めごと処理屋だった琥珀が拠点(部室)として使っていた場所だった。 恭太郎たちは部室を拠点に、本格的な 『こんそめ』 の活動を開始する――。
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