そこは、湖と森に囲まれた美しい館だった。 地位と名誉、そして財を築いた者だけに許された禁断の果実を頬ばる場所。 美しい奴隷に鞭打ち、媚薬を浴び、底知れぬ快楽に酔う。 名の与えられていない歪で美しい常世の楽園。 暗い場所で目を覚ました俺にかしずく2人の女。 カオルコとヴァネッサ。 2人は、俺を『お館さま』と呼ぶ。 俺は、記憶の大部分を失っていることに気付く。 覚えているのは、俺が性奴を作る調教師という事実だけ。 そして引き合わされる隻眼の女。 領主レギーナ。 彼女は6ヶ月の期間、この屋敷を俺に託すという。 俺の調教師としての腕を見たいらしい。 いいだろう、見せてやろう。 素材として選び出されたのは、美しい少女リタ。 俺は鞭を持ち、怯えた奴隷の前に立つ。 おまえに快楽の限りを叩き込み最上の性奴と育てる。 さあ、跪くがいい。 神にも与えられぬ歓びを授けてやろう。 恥辱、凌辱、ありとあらゆる責苦。 リタの調教が進むと同時に記憶の封印がほころびる。 調教師以前の俺の姿が空白の彼方に見え隠れする。 真実は何か。 そして調教は。 6ヶ月後、衝撃の結末が訪れる。
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