医大に勤務する若き助教授、卓哉。 彼は恵まれた才能で、学園だけでなく医学会においても期待のポープとされていた。 何処か影を落としたような神秘さを持ち、女学生から密かに人気がある。 そんな卓哉の元に、ある日一通の手紙が届く。 それは何の変哲もない、女学生からの手紙からと思われたが……差出人の名前が見当たらない。 そして中には、一片の人の皮膚まで入っていたのだった。 困惑する卓哉。 だが“貴方を世界で一番愛する女より”と書かれたその手紙は、その後何度も送り続けられた。 内容は徐々に……思い詰めた、切迫した内容へと変化していく。 ついには……主人公と親しい女性が嫉妬のターゲットとなり、殺されていく事に…… その惨殺の様を、ビデオに収め……それまで、卓哉に送りつけられる。 『アナタに近づく女は、全て私が処理してあげます……』と。 狂気の女に狙われ、追い詰められていく卓哉。 だが狂った猟奇事件は、卓哉の隠された過去へとシンクロしていく。 はたして卓哉の行く先には、どんな驚くべき結末が待っているのか……
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