「今日も来てるな……」 ため息を付きながら、取り出したばかりの鍵を使うことなくポケットに戻す優斗(主人公)扉を開けると、中にはゆったりくつろいでスマホをイジっている幼馴染の早乙女 愛。首からはこの部屋の合鍵がぶら下がっている。 「あ、センパイおかえりー」 笑顔で出迎えてくれる(くつろいでるけど)ひとつ年下の彼女。 「ただいま……。何度も言ってるけど、勝手に入らないでよ。 後、そろそろ鍵も返してほしいんだけど……」 『アイカギ』を巡る、お人好しな先輩とからかい好きの後輩の恋物語がはじまる――。
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