主人公・橘木啓輔は、今年から働き始めた、社会人1年生。 小さい会社ながらも、希望の職種につけて、充実した毎日を送っていた。 ただ、やる気とやり甲斐があっても、初めて一人で暮らすようになって、 少々疲れ気味なのも事実だった。そんなとき、思うことは――。 「彼女でもいたらなぁ……」 そんなある日のこと。妹の理帆が主人公の家にやって来る。 二人の両親がノロにかかってしまい、受験を控えている理帆は、 両親の勧めもあって、一時主人公の家に避難することになったのだった。 理帆は以前から、兄のことを異性として意識していた。 二人きりの同居生活を始めたことで、 そんな感情はますます大きなっていく。 そして主人公のほうもまた、理帆に、 女の子として、惹かれていくのだった。 「ただいま」「おかえりなさい」 そんな当たり前の毎日、 かけがえのないものになっていく―。
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