空に浮かぶ無法の街。 そこで紡がれるおとぎ話── その街で『常盤木司』は、唯一の従業員であり自称未来の偉大な魔法使い『ナツ』と喫茶店を営んでいた。 そんな二人には、裏の顔がある。 盗みから身辺護衛までこなす、四捨五入すれば正義の味方の何でも屋チーム。 他のメンバーは喫茶店の常連客である、カグヤ一の歌姫『ダリア・キルジャプキナ』と カグヤ最強の剣士である『安養寺真琴』の二人。 彼らは無法地帯であるカグヤで、 適当に一生懸命、命を大事に賑やかで緩い日々を送っていた。 そんな彼らの前にある日、『常盤木雪』という少女が現れる。 「失踪した兄を捜しているのです」 そう口にする見るからにお姫様な少女は、実は司の妹で──
评论 查看全部评论