今ここに宣言する!我々生徒会はついに恋愛の自由を勝ち取った! 宣誓と同時に学生たちが押し寄せ、俺を中心に歓喜の輪が広がっていく。 創設から百数十年、長きに渡り学生を縛っていた恋愛禁止の校則。 今日はそんな校則が撤廃となった日であり、そして……この学園において俺が、今後語り継がれていく英雄となった日でもあった。 しかし、ここで大きな誤算―― 学生代表の責任者ということで、俺にはのんびり恋愛を楽しむ時間など存在しなかった! これでは何のために恋愛解禁を成し遂げたのかわからない。 かといって問題が起きれば解禁は白紙に戻されるかもしれない…… 小清水香純「私に恋愛を教えてくれませんか?」 そんな俺に突然告白してきたのは、昔なじみの美少女編入生。 さらにその翌日―― 古塚由依「先輩への恋心、受け取っていただけませんか?」 結城彩楓「パーフェクトに可愛い私の彼氏はキミ以外あり得ないわ!」 兄弟校のカリスマ生徒会長、 さらにはミスコン2連覇中の学園のアイドルまで! けれど数少ない『恋愛否定派』の生徒会副会長は重々しく俺に告げる―― 山吹芳乃「私と男女の過ちをたくさん犯しましょう!そして目指すは恋愛解禁の撤回よ!」 そう、誤算とはまさに『嬉しい誤算』だったのだ! 二宮肇「でもみんなの気持ちは嬉しいけど、まずはお互いを知るところから始めたいんだ」 花守栞織「じゃあ私で決まりだね、だって私は一番の理解者なんだから♪」 この瞬間を待っていたとばかりのタイミングで告白を決めてくる幼馴染。 恋愛が解禁になって早々、学園屈指の美少女たちからモテモテ状態に。 こうして全力でアプローチをかけてくる彼女たちとの恋愛が突如として始まったのだった――
评论 查看全部评论