妹を汚した記憶
だんだんと女の子らしくなっていく、年の離れた妹。
彼女にいつしか欲情を抱くようになった主人公・楠木亮(くすのきりょう)は、
かくれんぼ遊びの最中、理性が効かなくなり、一緒に倉の中に隠れた妹の肌に射精してしまう。
彼女に対する罪悪感から、逃げるように田舎を離れ、都会で一人暮らしを始めた亮。
数年後のある日、行為の現場となった実家の倉が解体されることになり、
中の掃除を両親より請われ、久しぶりに故郷の土を踏む。
早生のコスモスが咲き乱れる、懐かしい光景の中心にあったのは可愛らしく成長した妹・秋桜香(あさか)の姿だった。
妹の他、幼なじみの少女・暁(あき)と一緒に、あの時から止まっていた、情愛と欲望の時計の針が今、動き出す。
妹――そして、コスモスの芳香とともに。
「過去のあやまちに、おかえりなさい――。」
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