岩崎考司
岩崎考司
ゲームの原画家、イラストレーターである。新潟県出身。
新潟県内の高校を卒業後、東京のアニメ系専門学校に入学。卒業後の1999年(平成11年)にニフティ・サーブで公開されたネットゲーム『Love letter』のメインイラストレーション、キャラクターデザインを担当した。
その後シーズウェアにグラフィッカーとして入社。F&Cに移り、RED-ZONEレーベルの『研究日誌』で原画を担当したが、体を壊して退社。ゲームソフト開発会社・ムーンエイジに所属し、WINTERS『ごめんなさい…アタシのせいで』、JANIS『誕生日 〜通い妻(自称)日記〜』の原画を経て、Purple software(以下「Purple」)の実質上の第一作『はっぴ〜ぶり〜でぃんぐ』の原画を担当することになる。この時彼の打ち出した方向性が、同社のその後のブランドカラーを決めたともいえる。またこの頃、集英社スーパーダッシュ文庫の『めぞん de ぎゃらくしい』シリーズの挿絵も手がけている。
2003年(平成15年)にクリアブルーコミュニケーションズに入社。入社後の最初の仕事はPurple『夏色小町』のデバッグとグラフィックであった。その後原画家として『まじぷり -Wonder Cradle-』『あると』などの原画を担当した。
しかし2007年(平成19年)2月21日、脳卒中のため27歳の若さで急逝。
『コミックガム』2007年5月号にて追悼文と生前書き下ろした『一騎当千』のイラストがクリアブルーコミュニケーションズの協力の下掲載された。
2009年8月にPurpleから発売されたメモリアに企画およびキャラクター原案としてクレジットされている。
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