御筥宮宮司の娘で筆頭巫女。 立てば芍薬座れば牡丹といった具合の美人だが、 それは黙っていればの話で、しゃべりだすとかなりのアホであることが露呈する。 それでも巫女としての実力は一級品で、神の存在を確かに知覚する。 里久とは顔見知りだが、家の仕事を通してであり個人的な繋がりではない。 卯実の登場で、ふたりの距離は近いものになっていく。 「アホ巫女と言われ幾星霜。それでも雛緒は、気にしない!」
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