如月 兼定
如月 兼定
零の父親。
若くして分家の娘と見合い婚をしたため、大きな娘がいてもまだ40台前半。
一葉の両親が亡くなった火災で自らも妻を亡くし、車椅子生活を余儀なくされている。
如月家の儀式は当主の参加が義務付けられているが、誠一に協力を願い出た。
誠一を次期当主にするためではなく、他の分家では政治抗争を加速させてしまうため、
最も遠く、かつ最も娘に親しい者に代理を頼んだということで周囲には説明している。
ただ当人同士の合意があるなら、そのまま結ばれてしまっても構わないと思っている。
先代の頃から仕えているさえには自分も面倒を見られているため、頭が上がらない。
「自分の娘ながら捻くれていると思うね」
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