耳が人間よりも数倍長く鋭い、いわゆるエルフ。
通常の手段では存在を見ることができない（触れることはできる）が、一馬の目か、広原那由他が発明した“霊体が見えるスマホ”を通してのみ存在を見ることができる。
過去のことは一切覚えていないようで、最初は日本語すら話すことが出来ない。
一馬たちと行動を共にするようになり、徐々に言葉を覚える。
この少女が目覚めた培養タンクのようなものに、“〜vier”（ドイツ語で数字の4）とうっすらと記載されていたため、一馬が“フィア（4）”とそのまま名前をつけた。
言葉を覚えた後、一馬を“パパ”と慕い、ずっと傍を離れないようになる。
学園のごく一部の場所しか自由に歩くことができず、その行動範囲を阻害しているのは学園に伝わる七不思議に秘密があると仲間たちとの調べで分かり、フィアを自由にしてあげるべく、まずは学園七不思議を解くことを目標として一馬たちは行動を始めることになる。
「大きくなったらパパと結婚する！」