「オレは嫉妬していたんだ。父が経営する孤児院の子供たちに――。」

  どこにでもいるごくごく平凡な大学生・土屋樹。
  ある日、樹の元に突然、大嫌いだった父親が自殺したという知らせが舞い込んだ。
  父親が遺したのは、莫大な借金と経営していた孤児院。
  その孤児院を相続し、院長として経営する羽目になったことで樹の平凡な日常が一変する。
  孤児院に住むのは女主人と、幼なじみのメイド。そして、特殊な事情を抱えた少女たち。

  親から捨てられた少女――
  親の借金を抱えた少女――
  親と一緒にいられなくなった少女――
  
  一見どこにでもある普通の孤児院。しかし裏の顔は少女たちを調教し、売り物にする"娼館"だったのだ。
  樹は父親の莫大な借金を返すため、少女たちを手懐け、そして"商品"として仕立て上げなければならない。
  
  "父親"であり"調教師"としての生活が、今始まる――――